
鑑定書の検討で確認する事項
- 画像が同一性の識別に適しているか;
- 比較資料が十分にあるか;
- 外見の特徴が漏れなく記述されているか;
- 一致点と相違点に根拠があるか;
- 結論が論理的か;
- 矛盾があるか;
- 専門知識の範囲を超えていないか。
元の画像を確認してください
鑑定書の検討では、実際にどのファイルとフレームが調べられたか、その出所が判明しているか、事前に画質改善処理が行われたかを考慮する必要があります。切り抜き、転送、自動処理は、確認できる特徴を変えることがあります。この制約は、写真の枚数を挙げても解消できません。
観察条件を比較してください
相違や類似について結論を出す際は、撮影角度、照明、遠近法、表情、画質を考慮する必要があります。比較条件がそろわない画像で、比率の不一致が単独で見られても、それだけで断定的な回答の根拠にはなりません。
- 動画からフレームを選んだ理由が説明されていますか。
- 図版を元のファイルと対応付けることができますか。
- 外見の特徴と画像のアーティファクトが区別されていますか。
- 結論の確実性の程度は、資料の適性に見合っていますか。
指摘は、具体的な観察内容と、それが結果に及ぼす意味に結び付けることが有益です。検討を行う専門家は、必要な元データがないまま、新たに受けた視覚的印象を本格的な再調査として提示してはなりません。
関連情報: 写真の枚数よりも、画像の品質と撮影角度が重要な理由.